2011年8月4日木曜日

オーストラリア永住権の更新



8月末から1ヶ月ほどニュージーランドでロケなんでボチボチ準備に取りかかっています。オーストラリアからNZロケはちょくちょくあるのですが、似たような国なんで国内ロケのような気分でうっかりパスポートを忘れそうになるくらいです。

オーストラリアの永住権を取ってから丸5年になるのですが
再入国ビザというもを5年毎で更新しなければいけません。2ヶ月前に切れていたのだけど、出国する予定がないので更新していなかったのだけど、これが無いとオーストラリアに戻ってこれないんですね〜。

奥さんと子供達を連れて移民局に出向いたんですが、パスポートに新しいスッテカー貼るだけで$260也。奥さんの分も合わせて$520の出費です。イタッ。

イミグレで待ちながら奥さんと5年前に初めて永住権のシールはってもらった日の事をしみじみと思い出していました。相当苦労して取った永住権なのに、イミグレの係員は「Congratulations!」の一言も無しに、無言でパスポートにビザのシールを貼って「that's it」一言。

いやいやいやいや、、、僕の想像では、

1、まず別室に案内される。
2、移民局のお偉いさんと握手をかわす。
3、記念撮影がある。
4、くす玉が天井からおりてきて。。。etc.

くらい祝ってほしい気分でした。
でも、このパっとしない安っぽい永住権のシールがあるだけで、、、


この先、僕の子供や孫や、そのまた子孫たちが「日本」でも「オーストラリア」でも、何故かおまけに「ニュージランド」にでも暮らす事ができます。
(日本国籍を捨てなければですが)

不謹慎かもしれないけど親として、今の日本を見ていると、住む国をチョイスできる権利を子供達に与えてやれた事は、最高のプレゼントだと思う。

ちょっとは感謝しろよ、うちの子!!!

2011年6月29日水曜日

戦場カメラマンの渡部洋一氏のサムライジャーナリスト、7月2日放送。

早いもんで今年も前半戦終ろうとしています。

オーストラリアは6月末が年度末なので、自営業の僕はめんどくさ〜い時期になります。
気分的には師走ですね。購入予定のこの機材のレシートを今年度にするのか、
車のタイミングベルトの交換費は来年度の回すとかちまちまと
セコイことを考えていたりしています。

三月に第二子誕生したりとなにかとバタバタでブログも更新していなかったので
「仕事してね〜んじゃないの?」と思われるのが嫌なのでちょっと告知。

今をときめく戦場カメラマンの渡部洋一氏司会の番組、「これが世界の現状だ、サムライジャーナリスト」が7月2日、CXの土曜プレミアムで放送されます。
これのシーシェパード関連を担当しております。
内容は、、、フジテレビとシーシェパードを同時に敵に回すと
テレビ業界にも、オーストラリアにも居れませんので言えません!
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/premium/


今回の仕事で痛感したのがオーストラリアの国民の99%(岩本調べ、根拠無し)
にとってシーシェパードは”ヒーロー”のようです。
日本にとっては”国際指名手配”となっておりますが、
この辺りの温度差がなんとも滑稽でした。

オーストラリア人はピュアです。そして政府はピュアな国民をコントロールするのに
長けていますね。日本政府も見習うべき。
反捕鯨を掲げるのがカッコイイとする風潮は否めませんね。

番組告知したかっただけなんですが、、、、少し話しはそれていきます。

最近ではインドネシアの牛の屠殺法が残酷な様子を
国営放送ABCがお茶の間に放送し、当然反対運動が起こり輸入禁止になりました。
毎年、国際捕鯨会議の時期には鯨の解体シーンがニュースで流れますが
これと同じですね

ちなみに僕はオージービーフのCowがBeefになるまでの行程を全て収録したことが
あります。これはテレビ用ではなく、食肉業者用VPなので余すところなく撮影します。
その後、僕は1ヶ月はベジタリアンになりました、本当に。
その映像を公共に電波で配信したら、、、言いたい事わかりますね。


「鯨は賢く、美しい動物だから反捕鯨」

     とか

「食肉用の牛の殺し方がかわいそうだから禁輸措置

     とか。

「伊勢エビの生き作りは、エビさんがかわいそうなので法律で禁止」(←本当です)
      、
      、
      、
      、

 オーストラリアは今日も平和です。


2010年11月30日火曜日

延坪島砲撃されている時に、こんな仕事をしていました。





実は時々、こんな仕事もしております。

オーストラリアが参戦した朝鮮戦争の「Kapyongの戦い」がTV放映用にメルボルンでこの2週間ロケがあり、延べ6日程度ですが、参加しました。

今回は初めて日本兵ではなくシーンによって韓国兵、豪州兵、カナダ兵、中国兵と衣装替えます。ワードローブのLukeとは07-08年に撮影された「The Pacific」からの付き合いです。

もともと、シドニー時代からの友人で俳優の泉原豊さんが戦争映画によく出ておりハリウッド映画の撮影前におこなわれるブートキャンプなどの話はよく聞いていました。
その頃は、日系のプロダクションに勤めていたので自分には全く関係のない世界だったのですが、フリーランスになった3年前に仕事がなくて、豊さんの影響で受けたオーディションが「The Pacific」10ヶ月もの期間、日本兵をやったおかげてその後、時々声がかかります。

去年、その豊さんの紹介してもらった映画監督の塙幸成さんのタスマニアで仕事のアシスタントをしたのですが、その時のカメラマンが今回「Kapyong」のDOP、マーカスでした。なんだか、この業界狭いですね。

「The Pacific」のからの友人でスタントマンのヤスシ君と一緒に立ち上げたFacebookのサイト
AMFI [Asian Military for Film Industry]

真面目に戦争映画を日本人として考えていかないと。


戦争は反対です。でもまず戦争を知らないと。



2010年11月15日月曜日

ダチョウと格闘


とある日本の番組の取材でダチョウ牧場のロケに行ってきました。
場所はメルボルンから車で西に2時間のところ、二泊三日のロケです。
ダチョウを英語でオーストリッチといいますが、
オーストラリアとは全くの無関係で、もともと南アフリカ等のサバンナや砂漠に生息していたのもをオーストラリアに投入したとの事です。

ダチョウと言えば

以上に丈夫な肉体。
脳の大きさは魚程度。
年間の8割は発情している。

と、なんだか親近感がわいてしまうのは僕だけなのか。

でも、この尋常じゃない免疫力と繁殖能力をもったダチョウが
今、最先端の医療技術から熱〜い視線を浴びています。

何故って?
う〜ん、今は言えません。

放送日が決まればまた告知します。